たった一言、ちょっとした言葉を、絶対に軽視してはいけません。
たった一言が新しいご縁を繋ぐことが有ります。
人と人の関係を作り、そこから今までとは違った新しい世界が開けることも有ります。
それはそれで素晴らしいことです。
しかしながら、そればかりではありません。
たった一言が、相手を追い込み、苦しめ、傷付けることが有ります。
本当に短い言葉ででもです。
皆さん、その一言を受けた側の気持ちを想像してみてください。
自分ではそんなつもりは無かったり、軽く考えていたことでも、相手には物凄く響きます。
これは、口から言った言葉もそうですが、文字として書いた言葉も同じことが言えます。
今は、インターネットの時代です。
SNSを使う方もたくさんいらっしゃると思います。
私も使います。
Twitter、Facebook、Instagram、LINE…。
数えきれないくらいたくさん有ります。
SNSというのは、本来は情報を得るためや、交流などのために使われるものです。
だからルールに従って使えば、本当に楽しいものですし、今まで会ったことが無い人とも繋がることが出来ます。
私のTwitterやFacebookにも、今まで会ったことが無い方がたくさんのフォロワーさんが居ますが、お会いしたことが無い方が大半です。
『誹謗中傷』というのが、今問題になっています。
2020年も、有名人の方が誹謗中傷に耐えきれず亡くなるというのが、ニュースになりました。
書き込みをした人は冗談のつもりで、遊び半分で書いたのかもしれません。
相手がどういう反応をするのかを見てみたかったのかもしれません。
だから、まさか書き込みをした人は、まさか自分らが書いた言葉が、最悪の結果を導くなんて、考えてもいなかったのでしょう。
言葉は自由です。
口で言おうが、文字に起こそうが、その言葉を発信する人の責任で自由に出すことが出来ます。
ただ、自由が故に、一言一言を気をつけないと、相手を追い込み傷付けること、苦しめることになるというのは、分かっておかないといけません。
相手を傷付けることは、最後は自分自身を傷付けます。
悪口、批判をするのも自由ですが、結局は自分自身の責任です。
ただ、言葉は『言霊』とも言います。
自分が発する言動はそのままに、いやそれ以上の形になって、自分に跳ね返ることも、改めて認識しておきたいですね。
こころカウンセラー
こころのフォトグラファー
森山太陽
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