何故、こころカウンセリングは少ない回数のセッションなのか?

セッションの回数が少ないワケ

こころカウンセリングは、少ない回数でのセッション完了を目指します。

カウンセリングと聞くと、回数を重ねて長い時間をかけてセッションを繰り返していくものだというイメージが有るかもしれません。
回数が重ねることが、一番の早道だと考えていた部分がどこかに有るのかもしれません。

しかし、こころカウンセリングはその回数を重ねることに重きを置くのではなく、少ない回数で本来の自分らしさを取り戻す。
最大3回まで、少なくて1回で終わるカウンセリングにしたいと思っています。
回数を重ねることが回復につながることがカウンセリングの今までのイメージだったかもしれませんが、そこを覆したい。
その想いを持って、カウンセリングを展開しています。

何故、その回数を少なくすることに拘るのか?

そこには、私の経験が有るからなのです。

カウンセリングに回数を重ねることに嫌気をさしていた!

私自身もかつては、カウンセリングのクライアントでした。
実際にそうして何度も何度もセッションの回数を重ねて、カウンセリングを受けていたことを今でも覚えています。

私が通っていたのは、心療内科に併設されていたカウンセリングルームでしたので、毎回カウンセリングを受けて、そのあと私に見合った薬を処方して頂き、それを持って帰って服用していたということ。
それを定期的に通院をして繰り返していたので、私自身はそれが当たり前だと思っていました。

『回数を重ねることが回復への近道で、それがカウンセリングというもの』だということがいつの間にか、自分の考えの中にすりこまれていたのでしょうね。
だから、回数を重ねて、毎回薬を頂いて帰ることに何の抵抗も無かったということ。

でも、結果的にはそれが自分の回復をどんどん遅らせていたことに気付きました。

私を救ってくれたのは、近所に住む幼馴染でした。
幼馴染が引きこもりの私をあちこち連れて行ってくれたことで、私は段々自然に外へ出る機会が増えて、いつの間にか引きこもりの自分ではなくなったのです。

カウンセリングに通い詰めていた私にとっては、これは後から考えますと、ものすごく衝撃的でした。
と同時に、今カウンセラーになった私にとっては、大きな気付きでもありました。

『心に悩んでいることは、病気ではなく、薬にも頼らなくても良い。そして回数をたくさん重ねることではなく、少ない回数で終わることが出来るんじゃないのか』

この気付きが私のカウンセリングに生かされています。

少ない回数で本当の自分らしさを取り戻すことを目指すカウンセリング=こころカウンセリングの原点です。

最大3回までのセッション

開業当初からカウンセリングセッションを重ねるごとに、どうやったら少ない回数でセッションを終わることが出来るだろうかと考えておりました。

1回なのか?3回なのか?5回なのか?

色々私なりに研究を重ねた結果、最大『3回』までとしました。
勿論、最大が3回までですから、1回で終わっても2回で終わっても大丈夫なのです。

そこから私自身がセッションを重ねるごとに研究し、少ない回数で終わるカウンセリングが出来るようになりました。

何回も何回も重ねるカウンセリングが当たり前という考えではなく、少ない回数で自分らしさを取り戻すカウンセリングが当たり前になる。

それは薬に頼るのではなく、病名を名付けるのではないということ。
今自分の心に何が起こっているのか?本来の自分らしさはどんな自分なんだろう?自分の心は今どんなメッセージを発しているのか?

そこに重きを置いて、クライアントさんとこころカウンセラーが一緒になって、ご自身の本来の自分らしさを取り戻します。

その第1回目のセッションで、まずは今の自分の心の中身を全てさらけ出すようにお話頂き、今のご自身が一体どんなメッセージを発しているのかを見つけます。
心の底に有るメッセージを
そして、それを受けて、私がお話をさせて頂きます。
ですので、第1回目のセッションでは、4時間という長い時間を頂くのです。

第1回目で4時間という時間を頂くのですが、結局はトータルで考えましたら、回数を重ねるカウンセリングよりかは早く自分らしさを取り戻す近道だと分かって頂けると思います。

ご自分にとって、回数を重ねる方が安心なのか、それとも少ない回数でご自分の心の底に有る本当のメッセージをこころカウンセラーと一緒に見つけることが良いか。

カウンセラーに相談されたいと考えておられる方の判断材料の一つになれば良いと思い、このブログを書きました。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

京都カウンセリングスペース T’s room
こころカウンセラー
森山太陽

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